スケルトン・クルー第一話、第二話

スター・ウォーズ

待ちに待った、スター・ウォーズの新ドラマシリーズ『スケルトン・クルー』の配信日がやってきました。

本記事は第1話「ホントの冒険ができるかも」、第2話「バリアを越えて遥か遠くへ」のレビューです。

Xでは、「今日のために仕事を休んだ」という猛者の投稿も見かけましたが、私の仕事は通常運転…。
仕事終わりを待ってからの視聴になりました。

『スケルトン・クルー』は、Disney+(ディズニープラス)で視聴できます。

※ 入会が必要です。

ここから先、ネタバレあるのでご注意下さい❗️

見終わった直後の感想、第一声

いや、最高でした!

ドラマ序盤の一話、二話あたりはどうしても登場人物のキャラクター設定や、物語の背景説明などで盛り上がりを作りづらいものです。

しかし、この『スケルトン・クルー』にはそんな「あるある」は微塵も感じられませんでした。
一話終わるたびに、「え?!もう終わり?」と声が出るほどで、あっという間に感じ、この感覚は『マンダロリアン』以来でした。

流石ポイント

もちろん序盤なので、先ほども書いたとおり、登場人物のキャラクター設定はふんだんに盛り込まれていました。
それでもなお、一瞬に感じさせてしまうのがフィローニ&ファブローの手腕。

物語の中心となる4人の子どもたちの中でも、主になっているのがウィムという少年です。
彼はジェダイに憧れているようで、第一話から親友らしき少年のニールとライトセイバーごっこで遊んでいたりします。

しかし、ウィムのジェダイ好きを、ライトセイバーごっこや、台詞の中だけで表現するのではありません。

ウィムは折に触れてはタブレットを取り出して食い入るように画面を見つめているのですが、見ているのは「ジェダイ聖堂」というのも個人的にウケました。
ジェダイの映像が録画されているはずもないので、そういった歴史的なものから、ジェダイへの想像を膨らませ、憧れを募らせていることがひしひしと伝わります。

小道具の使い方も流石と言わざるを得ません。

さらに、時代設定の細やかさと、鮮やかな伏線にも舌を巻きます。

スター・ウォーズの映画やドラマシリーズでは、たいていの場合「共和国のクレジット」は歓迎されません。
しかし、ここでは遠く離れたスペースポートで、海賊たちの溜まり場のような場所でさえ、運賃としてウィムが支払ったクレジットに喜ぶ様子や、クレジット通貨を欲しがる海賊の様子が描かれています。

そのシーンを観た時は、スター・ウォーズ エピソードVI『ジェダイの帰還』(4 ABY)から約30年後(34 ABY)という時代を象徴しているのだと考えました。
銀河帝国が滅びてから数十年が過ぎ、新共和国の政治経済が安定期に差し掛かったことを表現しているのだと。

しかし、少し話が進み、スペースポートの酒場でウィムとニールが食事代として払ったクレジットに対し、客の一人が「共和国のクレジット」だと言ったのです。

これは何かの大きな伏線に違いありません(後述の「気になるポイント/謎/伏線」の項で解説)。

4人の子どもたち

また、ウィムだけに限らず、4人の子どもたちの個性とそれぞれの関係性が非常に魅力的です。

好奇心旺盛でジェダイに憧れる少年ウィム。
小心者でマスコット的な圧倒的可愛らしさを誇る、ウィムの親友ニール。

この二人は、対照的な性格として描かれていますが、家族関係も実に対照的
大家族で皆が仲良し、部屋にも大勢集まり楽しそうなニールに対し、家ではほとんど一人、母親の姿はなく、父親は仕事ばかりで目を向けてくれないというウィム。

そして、女子二人もいい味を出しています。

気が強く、エアバイクでは危険運転という不良少女的、しかし学校では学級委員というファーン。
クールで物静か、機械弄りが得意で謎めいた少女、KB。

こちらのコンビも対照的な人物像がうまく伝わります。

中でもKBは特徴的で、頭に電子機器が繋がっているように見えます。
ロボトを彷彿とさせるデザインで、実際に脳と電子機器が接続されている設定なのではないかと感じました。

気になるポイント/謎/伏線

第一話の冒頭で出てきた海賊たち、船長のシルヴォと、その右腕らしき二丁ブラスターのブルータス。

シルヴォはちょっと抜けたところがあるようで(ちょっとホンドー系キャラだがその正体は?)、カッコよくて強そうなブルータスが次期船長の座につくのだろうとは思いましたが、第二話で再登場。今後の活躍もあるのかどうか、気になるポイントです。

そしてウィムたちが生活していた惑星「アト・アティン」です。
なんの変哲もなく平和で、共和国に忠誠を誓っている星、というイメージのまま話が進んだ後、蓋を開けてみれば「消えた星」、「伝説の星」という流れに。

会話の中に何度も出てくる「バリア」の存在が他の惑星から隠している可能性はあるものの、その真実は謎です。

最後に、なんといっても謎のフォース使いです。
ドラマの現段階ではキャラクター名が明かされていないので、正体には敢えて触れず「謎のフォース使い」のままいきますが、彼はジェダイなのか?!と「疑問符」が付く展開となっています。

謎のフォース使いは、4人の子どもたちの話を聞いて、「助けてやる」と現れました。
自分も連れていくことを条件にして、故郷に帰してやると。
これはやはり「アト・アティン」と何らかの関りがあることを示唆していそうです。

そしてスペースポートでの「共和国のクレジット」です。
この時代(34 ABY)から見た共和国とは、パルパティーンがまだ最高議長で、パドメやベイル・オーガナが元老院議員だったころの時代を指します。

なぜウィムの父親(おそらく彼だけでなくアト・アティン全体)は、旧共和国時代のクレジットを通貨として使っているのか。

その辺りが、アト・アティンが「消えた星」、「伝説の星」として認識されていることの答えに繋がるヒントなのでしょう。

ここから先は私の妄想・仮説です。

旧共和国時代の末期、アト・アティンに何かが起きた。

アト・アティンは、バリアによって外界から遮断し、オーダー66もやり過ごした。
そしてその後、銀河帝国の支配する時代を他の惑星との交易もなく、アト・アティンは単独で存在し続けたことで、外界からは「変えた星」として伝説になっていった。

そこに謎のフォース使いも関わっていて、何らかの理由によりバリアの外に出てしまった。

こんな感じではないかと。

第三話が待ちきれません。

最後に

本記事についての質問、誤りの指摘、ご意見ご感想などありましたら、ぜひコメント頂ければ幸いです。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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