ドラマ『キャシアン・アンドー』のシーズン2(完結編)が終了し、キャシアン・ロスに陥っているのは私だけではないでしょう。
しかし、いつまでもロス状態でいるわけにもいきませんので、来年(2026年)配信開始予定となっているドラマシリーズ『アソーカ』シーズン2についての記事を書くことでロスを払拭しようとする試みです。
ドラマ『アソーカ』について
ドラマシリーズ『アソーカ』は、2023年8月23日、Disney+にてシーズン1の初回2話が配信開始されました。
ロザリオ・ドーソン演じる主役のアソーカ(※1)をはじめ、スローン大提督(ラース・ミケルセン)やサビーヌ・レン(ナターシャ・リュー・ボルディッツォ)、そしてエズラ・ブリッジャー(エマン・エスファンディ)にヘラ・シンドゥーラ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)まで、アニメシリーズ『反乱者たち』のキャラクターが実写化されたことでも大いに話題になりました。
スローン役のラース・ミケルセンは、映画『ローグ・ワン』でゲイレン・アーソを演じたマッツ・ミケルセンの実兄です。
また、ヘラ役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドは、かのオビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガーの妻です。
さらに、アナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)の復活や、少女時代のアソーカ(アリアナ・グリーンブラット)が実写化され、懐かしの師弟コンビを観ることができたことも多くの人々を歓喜させました。
人気を博したのは既存のキャラクターのみではありません。
ベイラン・スコールとその弟子であるシン・ハティのコンビは私を含め多くのファンの心を鷲掴みにしましたし、キャプテン・イノックやモーガン・エルズベスなども謎めいた魅力を放ち、脇役以上の存在感で輝いていました。
『アソーカ』は、Disney+(ディズニープラス)で視聴できます。
※ 入会が必要です。
このドラマ『アソーカ』は私にとって、特に思い入れの強い作品です。
ドラマに限定してランキングすれば、本家サイトの自己紹介ページでも名言しているとおり『キャシアン・アンドー』が1位なのですが、『アソーカ』には違う意味で感慨深いものがあります。
というのも、私は全スター・ウォーズ作品で最も好きなのが『クローン・ウォーズ』で、アソーカはその作中で誕生し、準主役と言って差し支えない活躍を見せるキャラクターです。
そしてさらに、2年ほど休止していたゲーム「SWGoH」への復帰を決める最後の一押しになった作品でもあるからです。
『アソーカ』シーズン2の変更点
スター・ウォーズの動画を定期的に配信している有名なYoutuberであるStar Wars Meg氏の動画を元に、シーズン2の変更点と、気になるポイントを解説していきます。
元ネタの動画(リンク)
ブログへの埋め込みが許可されていない動画なので、該当の動画へのリンクにて共有します。
言及されている変更点
- タイムジャンプ:
- これがシーズン2における「抜本的な変更 (drastic changes)」の一つとして最初に挙げられています。具体的な年数は不明ながら、ペリディアに漂着してから1年~2年経過しているだろうと推測されています。
- サビーヌ・レンの髪型の変化:
- 舞台裏の写真画像から、サビーヌの髪が再び伸びていることが確認されており、これが上記のタイムジャンプを示唆する証拠として挙げられています。
- アソーカ・タノの頭尾(レック/lekku)の変化:
- アソーカ自身も変化しており、スター・ウォーズ・セレブレーションでのコンセプトアートやロザリオ・ドーソンのインタビューから、レックがより長く、より様式化されることが確認されたと述べられています。
- ベイランとシンの変化の可能性:
- 上記の論理(タイムジャンプ)により、ベイランとシンも異なっているかもしれないと述べられています。これはベイラン役の俳優の交代だけでなく、作品世界内での変化も含む可能性があるとされています。
- シーズン1ではベイラン・スコールをレイ・スティーヴンソンが演じていましたが、ご存じのとおりシーズン2ではロリー・マッキャンが演じることが公表されています。ロリー・マッキャンといえば、ドラマ界の伝説『ゲーム・オブ・スローンズ』のサンダー・クレゲイン役で知られています。
気になるポイント
動画内で、スローン大提督に関するティモシー・ザーン氏の懸念が語られていました。
最近開催されたRogue Comic-Conというイベントにザーン氏が出席した際、デイブ・フィローニ氏について質問され、次のような内容を話したそうです。
- その場に居合わせたファンがライブで報告したところによると、ザーン氏は「デイブは、ライブアクションやアニメーション、つまり『反乱者たち(Rebels)』や『テイルズ・オブ・エンパイア(Tales of the Empire)』でのスローンに対する彼(ザーン氏)の関与を許さない」と嘆いたと伝えられています。
- ザーン氏は、デイブ・フィローニ氏に連絡を取ろうとしているが、何らかの理由で「彼に連絡がつかない」とも述べています。
- ザーン氏自身の言葉として、ルーカスフィルムは「パラノイア(病的に心配性)」であり、ディズニーは「さらに悪い」とも語ったとされています。
これらの情報から、Star Wars Meg氏は、フィローニ氏とザーン氏の間には「少しばかりの亀裂があるかもしれない」と推測しています。
両者の間の具体的な「意見の相違」の内容(例えば、キャラクターの動機やストーリーの方向性など)については詳細に述べられていませんが、ザーン氏が自身の創造したキャラクターの描写に関与する機会を与えられていないと感じていること、そしてフィローニ氏に連絡が取れない状況があることが、この主な懸念点のようです。
ただし、ザーン氏の引用が文脈から切り取られている一部である可能性や、単なる誤解である可能性も示唆しており、すべてを鵜呑みにするのは危険です。
個人的な意見
スローン大提督というキャラクターは、ティモシー・ザーン氏の小説『帝国の後継者』(Heir to the Empire)という作品で初登場を果たしました。
ゆえに、スローンの生みの親はザーン氏であると言えます。
この作品は上下巻で構成され、続編と合わせて「スローン三部作」と呼ばれており、私も繰り返し読んだ傑作小説です。
しかし、スター・ウォーズがディズニーに帰属して以降は、スローン三部作も非正史、いわゆる「レジェンズ」(Legends)の扱いになりました。
そのため、正史(カノン)との矛盾が生じるのはある意味致し方ないことではあります。
とはいえ、上記の発言すべてが事実だと仮定するならば、キャラクターの創造者たるザーン氏の関与を一切拒否することや、連絡がつかない状況というのは改善すべき問題のように感じます。
ただ、ルーカスフィルムやディズニーに対する言葉の使い方は、不適切であるようにも思うので、これについてはザーン氏にも非があると言えるでしょう。
ディズニー傘下でのスター・ウォーズは、様々なメディアやSNSなどでマイナスな意見を目にすることがありますが、「批判」サイドに偏りすぎているように個人的には感じます。
何年も続編が出ないのが当たり前だったスター・ウォーズを『エピソードVII/フォースの覚醒』で復活させたのは、ディズニー、キャスリーン・ケネディ氏の歴史的偉業です。
その後も定期的に映画、そしてドラマで観ることができるのも、ディズニーのおかげ。
『マンダロリアン』という一大ムーブメントを作り出したのもディズニーですし、そして特に、直近で終了した『キャシアン・アンドー』は、ディズニーだからこそ、あれほどの費用をかけることができたのではないかと思います。
エンターテインメントは、成功もあれば失敗もあり、観る人それぞれの好みや価値観の違いで評価に差が出るのは至極当然のことです。
もちろん、私自身にもあまり好みではない作品はありますし、ダメだと思う点についてはブログなどで「批判」を語ることもあります。
しかし、それを遥かに上回る頻度とボリュームで、「賞賛」の方に力を注ぎます。
いずれにせよ、夢中になれるものがあるというのは、幸福なことですね。
シーズン2への期待
映画『ローグ・ワン』でグランドモフ・ターキンとレイア・オーガナが、そしてドラマ『マンダロリアン』では、若き日のルーク・スカイウォーカーがCG技術によって蘇りました。
さて、話を本題に戻すと、今回のテーマは『アソーカ』です。
シーズン1は5ABYから始まっており、シーズン2ではそこから数年後が描かれるということなので、新共和国の再建途中の時代。まさにレイア・オーガナの黄金期と言えます。
レジェンズでは、モスマが未知の病原菌「ナノ・デストロイヤー」に侵され、新共和国元首の座をレイアに譲るという筋書きになっています。
しかし、『キャシアン・アンドー』で見事にリキャストされたモン・モスマを、そのような形で退場させてしまうのはあまりに惜しい。ディズニーの制作サイドはそう考えるはずです。
よって、カノンではこの設定も変更される可能性が高いでしょう。
新共和国の再建エピソードは、『アソーカ』の中にがっつり入れ込んでしまうと本筋から遠く離れすぎてしまうのも確かですが、完全にノータッチというのも不自然です。
やはりここは、レイア・オーガナが画面上に登場すべきではないでしょうか。
そして、CGやディープフェイクではなく、モン・モスマ同様、レイアもそろそろリキャストして良い頃合いだと思います。
エンドアの戦い以降のドラマや映画が広がりを見せている中、モスマのように違和感なく、素晴らしい演技力を持つ俳優によってレイアがリキャストされたなら、スター・ウォーズユニバースのさらなる発展は間違いありません。
では、リキャスト候補に誰がいるのか?
個人的には、ちょっと邪道かもしれませんが、『キャシアン・アンドー』でクレヤを演じたエリザベス・デゥラウ(Elizabeth Dulau)を推します。
外見、雰囲気が非常にレイアと似ており、演技も素晴らしいので、ぜひ実現してほしいと願います。
ドラマ『アソーカ』シーズン2で新らしい演者によって復活したレイアは、シーン数や出演時間を少な目に取る必要はあるかもしれないものの今後の試金石となり、新共和国の勃興を描く新コンテンツの中心に躍り出ることでしょう。
最後にもうひとつ、シーズン2で期待したいのがカル・ケスティスの実写化です。
『アソーカ』シーズン2での登場が確定しているわけではないとしつつも、昨今のキャメロン・モナハンの動向などから実写化はほぼ確実と見られています。
あとはタイミングの問題ですが、動画内では「カル・ケスティスを主人公としたゲーム『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』と『スター・ウォーズ ジェダイ:サバイバー』の完結編リリース後である」と語られています。
そうなると、『アソーカ』シーズン2で本格的に登場する可能性は低くなるかもしれませんが、「顔見せ」程度の出演(カメオ出演的な)は十分期待できるかと思います。

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