本シリーズでは、プログラミング言語を問わず重要、且つ基礎的な内容である「データ型」について、連載形式で「これでもか」というぐらいに詳しく説明していきます。
今回はその第三弾となり、「論理値」がテーマです。
論理値(真偽値)型
「論理値」(boolean)は、「真偽値」と呼ばれることもあり、真(true)/偽(false)のいずれかの値をとります。
「論理値」とは、プログラミングの基本概念のひとつで、「正しいか、正しくないか」を表す値です。変数に代入したり計算に使うことができますが、最も使用される用途は、条件分岐する際の判定や比較の結果です。
条件判定や比較は、「制御構文」、「演算子」の知識が必要になるため、ここでは該当の記事に先立ち、それぞれについて簡単な説明も補足しつつ進めます。

trueとfalseの発音をカタカナで表記すると次のようになります。
- true 👉 トゥルー
- false 👉 フォルス
特にfalseの方を「ファルス」と発音してしまう方が多く見受けられるので、注意が必要です。
true(真)とfalse(偽)
このような例を考えてみてください。
年齢は16歳です。
もしも、年齢が20未満ならば、コンソールに「未成年です。」と表示します。
この文章をプログラミングし、実行したならば、結果は「未成年です。」と表示されますよね。
年齢は16歳という前提があり、その年齢が20歳未満であれば「条件を満たす」ことになるからです。
では、試しにプログラミングしてみます。
真(true)になる判定
let age = 16; // 👈年齢は16歳です。
if (age < 20) { // 👈もしも、年齢が20未満ならば
console.log("未成年です。"); // 👈 コンソールに「未成年です。」と表示する
}
ほとんど英語の文章そのままな感覚で、なんとなく意味がわかりませんか?
今回の場合では、「if (age < 20)」の部分が条件判定の式となっており、丸カッコ内の「age < 20」の結果が真(true)となるわけです。
偽(false)になる判定
プログラムを少し改変してみます。
let age = 30; // 👈年齢は30歳です。
if (age < 20) { // 👈もしも、年齢が20未満ならば
console.log("未成年です。"); // 👈 コンソールに「未成年です。」と表示する
}
さて、このプログラムを実行し、ブラウザで開くとどのような結果になるでしょうか。
結果を予想し、実際にプログラムを作成して試してみてください。
改変したプログラムでは、年齢に30が代入されています。
判定する条件式は変わらず「年齢が20未満ならば」となっているので、判定結果は偽(false)となります。
よって、ブラウザを開いてもコンソールには何も表示されません。
最後に
論理値(真偽値)はプログラミングのロジックに深く関わる重要な概念です。
演算子や制御構文の学習に入ると、「プログラミングしている」という実感が湧くプログラムを作れるようになりますので、今はしっかり基礎を固めていきましょう。
次に学習するのは『JavaScriptのデータ型 「null」「undefined」「シンボル」』です。
本記事についての質問、誤りの指摘、ご意見ご感想などありましたら、ぜひコメント頂ければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント