数学の部屋 未来を予測する確率 vs ルールを推理する統計 〜演繹と帰納の視点から〜
確率は「未来」を予測し、統計は「過去」から推理する——。
似ているようで正反対の「確率」と「統計」。
この二つの学問は、データに溢れた現代を生き抜くための「最強の双眼鏡」だと私は思います。
とはいえ、「確率・統計は面白そうだけど、数学の他の知識も必要だろうし、計算も難しくて面倒なのでは」……と不安に感じる方も多いかもしれません。
そこで本シリーズ『Pythonを使いながら学ぶ確率・統計』では、難しい計算はすべてコンピュータ(Python)に任せます。(併せて考え方や計算方法もしっかりと解説するのでご安心ください)
数式を暗記するのではなく、シミュレーションを「動かして、見て、納得する」という、体験型学習のコンセプトにより、一石二鳥、三鳥の効果が得られるはずです。
記念すべきシリーズ第1回記事は、私たちがこれから学習を始める「確率・統計」の土台知識と、シリーズ完結までのロードマップを整理していきます。