Python 【確率①】まずは「数え上げ」から!樹形図で全パターンを網羅する
「確率」の仕組みはシンプルです。
確率を平たく言えば、「起こりうるすべてのパターンのうち、知りたい結果がどれくらい含まれているか」を比べる作業にすぎません。
たとえば、コインを2回投げたときに「表が2回出る確率」を知りたいとしましょう。
その場合、まずは「表・表」「表・裏」「裏・表」「裏・裏」という全パターンが4通りだと把握することから始まります。
この「全パターン」のことを、数学では全事象ぜんじしょうと呼びます。
つまり、全部で何通りあるのかを「正しく数える」ことができれば、確率は解けたも同然なのです。
しかし、パターンの数が10通り、20通りと増えていくと、頭の中だけで数えるのは限界がきます。
そこで、人間の代わりに正確に、かつ一瞬で数え上げてくれる強力な道具が、今回から登場する「Python」というプログラミング言語です。
まずは、頭の中を整理するための「樹形図」の考え方を学び、次に「数え上げ」という根気のいる作業をコンピュータに任せる方法を見ていきましょう。